結の縁(えにし)は親しだい

最近の日本人の結婚事情

日本人の婚姻件数は、ミレニアム婚がはやった2000年(平成12年)をほぼピークに、総じて減少傾向となっています。

 

・2020年(令和2年)の日本人の婚姻件数は前年の2019年より7万3500組(△12.3%)減少の52 万 5507組でした。ミレニアム婚が流行った2000年と比べると、なんと 27万2631組(△34.16%)も減少しています。

 

・また、2020年の平均初婚年齢は夫 31.0 歳で前年と同年齢で、妻は 29.4 歳で前年より、0.2歳低下しました。※厚生労働省 人口動態統計より

 

自由選択の結婚時代に増える生涯未婚者

・かつては健康体であれば、結婚するのが当たり前の時代で、適齢期になれば、親ならずと周囲の面倒見の良い方々(世話焼きの方)が見合いの話を持ってきたりしたものでした。今は結婚をしなくても世間からとやかく責められることもなく、結婚するかしないかは、本人の自由選択の時代になりました。また、生活に困らなければ、自由気ままに生活ができる未婚を選ぶ男女も増加傾向にあります。とはいうものの、未婚の年齢にかかわらず、「適当な相手(いい人)」がいれば結婚したいと思っている人が大半のようです。

 

医師結婚の現状

・医師の場合、医師免許取得後、研修医としての実務経験、そして専門医としての資格取得などキャリアアップを目指すことで、多忙を極める日々を送ります。その結果として、学生時代から付き合っている異性がなく、かつまた婚活をスタートしていない場合は、結婚への道のりが厳しい場合が少なくありません。医師向けに周囲からの声掛けが必要であるのはこのためです。

 

・特に女性医師の場合は結婚後、出産・育児というライフイベントもあり、キャリアアップに専念している間に婚活に出遅れ、婚期が遅くなり(適齢期が過ぎてしまい)、より条件の良い方との結婚を逃してしまい、ひいては生涯未婚を貫くケースも少なくありません。現実問題として、女性医師の生涯未婚率は男性医師に比べて大変高いという結果がでています。

2012年の総務省「就業構造基本調査」のデータをもとにした計算によると、女性医師の生涯未婚率は35.9%で、男性医師の2.8%(36人に1人)の10倍以上になります。

 

親が子どもの背中を押し、早くから婚活を

・適齢期になれば、会社や近所の世話好きな人たちが結婚話を持ちこんでくる時代は過ぎたといっても過言ではありません。

 

・本人が優秀で、性格が良いからと言って、良い相手と直ぐに出会い、結婚できるわけではありません。男女を問わず、婚期の適齢期はあるということを重々認識しておく必要があります。

 

・そこで20代・30代とキャリアアップに向けて、多忙を極める医師(子ども)に代わって、親が信頼ある結婚相談所等への入会を促すことが大切です。出会いの場を広げるつもり、という軽い気持ちでも十分でしょう。何より「始めること」が大事です。

 

・結婚をして自分が親となり幸せな家庭を築き上げていくことの喜び、失敗や苦労を乗り越えて家族の絆が深まることなど、子どもに結婚することの意味や感動をじっくり伝えてください。真剣な話し合いから、結婚への意識づけ、婚活への誘導をすることも大切です。

 

・親の経験を踏まえ、婚活スタートの時期をアドバイスしてみても良いでしょう。その際、自分が子どもと同年齢だった頃は、、、といういい方はお勧めしません。それは子どもが育った時代と親が育った時代背景、環境が全く違うためです。但し、子どもが女子の場合は若干異なります。なぜなら女子の場合は、出産というライフイベントには適齢期があるからです。出産・育児はキャリア形成にも大きな影響を与えることから、経験者としての親の事前のアドバイスは、結婚する時期の判断を含めてとても重要であると言えるでしょう。

 

親が認識すべきこと

・同じ遺伝子を持つ子どもとは言え、過ごしてきた時代・環境は、親子で少なくとも20年以上も異なります。育った時代が20年以上も違うとなれば、親の人生観・価値観(結婚感)を子どもに押し付けるのではなく、子どもの人格、個性を尊重した上で、アドバイスという形で粘り強く結婚への導きをしていきましょう。気を付けたいのは、親の理想の相手=子どもの理想の相手とは言えないということです。

 

・男女にかかわらず、育児や家事を分担していく時代だからこそ、相手選びにも広い視野をもつことが大切です。親が結婚相手を頑なに反対してばかりでは、婚期を逃しかねません。

 

一筋縄ではいかない婚活を親子で乗り切る

・恋愛は互いの感情が優先するもの、対し結婚ではお互いがサポートしあえるような相手を見つけ、今後の人生を共に歩んでいくことなど、親子で語りあってみる。

 

・婚活はまさにご縁と時期次第と言えます。婚活に疲れていたら、子どもの好物をごちそうしたり、買い物に誘ったり、美術館に誘ったり、飲みにいったり、、、人生の先輩としてのサポートは有難いはず。

 

・上手くいかなかったら、選ぶ基準の見直すことも必要でしょう。

 

婚活をサポートする結婚相談所

・結婚相談所を利用するメリットは、 出会いの場が少ない中、結婚を目的とした身元のきちんとしたより多くの相手を検討することができます。

 

・ただし、婚活で自分が希望した相手と必ずお見合いできる確率は、それほど高くないということは事前にお伝えしておきます。何度かお見合いを断られると、子どもは自信を失くし婚活を諦めようとするケースがままあります。そんな時こそ親の出番です。例えば、お見合い時の様子の聞き取りから、客観的な目線で子どもへのアドバイスなど、親が結婚相談所スタッフの窓口となり、伝えるべきこととそうでないことを見極め、子どもに伝えてあげられるコミュニケーション能力が求められます。何よりも真剣に婚活に励んでいる子どもに自信を失わせないことが大切です。

 

・気を付けたいのは、入会を考えている結婚相談所が、結婚を目的とした身元のきちんとした男女が会員となっているか否かです。今流行りのマッチングアプリでは、出逢いを求めている男女の集まりという場が一定数あり、出会っても悲しい思いをする女性が少なくないと聞きます。そうならないためにも、結婚を真剣に考えられている方はきちんとした結婚相談所を選ぶべきです。

 

・繰り返しますが、簡便なマッチングサイトや婚活の場としてSNSなどが一般的になってきているとはいえ、信頼性・安全性の確保が充分ではありません。結婚相談所が運用するSNSであれば、安全性が高いとはいえ、個人情報が流出するリスクはぬぐいきれないので、入会には十分な事前確認が必要でしょう。

 

まとめ

結婚できないない理由としては、「職場では仕事仲間ばかりで結婚を目的とした出会いができない」、「仕事が忙しすぎて、婚活する時間がない」等々がよく言われます。しかし、それは口実で、本人が結婚に向けた活動を真剣にしてない場合も考えられます。婚活は確かに甘くありません。しかし、信頼のおける結婚相談所に入会し、諦めずに親子で結婚に向けて努力していくことが大切です。

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