今や日本の一大イベントの一つとして定着しているクリスマス。ある調査によると、クリスマスツリーを飾るご家庭は約8割と高いのに対し、リースを飾る割合は5割以下という結果が報告されています。
そんなクリスマスリースには、「永遠」「魔除け」「豊作祈願」といった意味が込められており、幸福をもたらす「年神様」をお迎えするお正月飾りと共通する意味合いを持っています。
クリスマスから新年へと「幸せをつなぐ糸」が結ばれるように、皆さまの年末年始のご多幸を、心よりお祈りいたします。
自分磨きにお勧めの展示会情報
オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語<2025年10月25日(土) ~ 2026年2月15日(日)>
本展では、印象派の画家たちが室内空間に向けた関心をたどるべく、「印象派の殿堂」とも呼ばれるパリ・オルセー美術館所蔵の傑作およそ70点を中心に、国内外の重要作品を加えた約100点の絵画・素描・装飾美術品を展示します。オルセー美術館の印象派コレクションがこの規模で来日するのはおよそ10年ぶりとなります。
美しいユートピア-理想の地を夢みた近代日本の群像<2026年1月15日(木) ~ 3月22日(日)>
この展覧会では暮らしにまつわる過去をたずね、未来を夢みるさまざまな運動を、「ユートピア」と呼びます。そして「美しさ」にまつわる芸術、装飾工芸、建築デザインにテーマを絞り、暮らしの中の「美しいユートピア」をみつめます。さらに「美しいユートピア」の歴史をたずねるだけでなく、未来への手がかりとします。美しい暮らしを求める20世紀日本のユートピアをたずね、当時の来るべき世界を振り返り、今日のユートピアを思い描く方法を探ります。
CREVIA マチュピチュ展<2025年11月22日(土)~2026年3月1日(日)>
本展は、2021年のアメリカ・ボカラトン美術館を皮切りに、世界各地で開催され、高い評価を得ています。各国における開催での累計来場者数は54万人を突破しました。ペルー政府公認の本展は、アジアでは初開催となります。日本初上陸となる本展では、ペルーの首都・リマにあり、世界的にも有名な考古学博物館「ラルコ博物館」より貸与された、貴重な文化財約130点を展示します。