夏服への衣替えは済みましたか?梅雨入り前の天気の良い日に一気にすませたいところです。今年の梅雨入りは九州から関東は平年並みで、6月上旬だそうです。エアコンや除湿機のフィルターの掃除も忘れずに行い、梅雨時の湿気やカビ対策の準備も大切ですね。
東洋医学では、梅雨の時期の湿気を「湿邪」と呼び、これが体内の水分代謝を低下させ、胃腸の機能が弱りやすく、食欲不振や消化不良、むくみなどを起こりやすくします。いずれも自律神経の乱れによるものであり、この時期は冷たいものはほどほどにし、胃腸の働きを整える食材を選んで食し、適度な運動や入浴で血行を促進することをお勧めします。
自分磨きにお勧めの展示会情報
五大浮世絵師展 歌麿 写楽、北斎、広重、国芳<2025年5月27日(火) ~ 2025年6月15日(日)>
本展は、女性を優麗に描いた喜多川歌麿、劇的な役者絵で人気を博した東洲斎写楽、風景・花鳥・人物と森羅万象を独自に表現した葛飾北斎、名所絵を中心に浮世絵に新風を吹き込んだ歌川広重、そのユーモラスな画風で大いに存在感を発揮した歌川国芳。美人画、役者絵、風景画など各分野で浮世絵の頂点を極めた5人の絵師の代表作を中心に約140点を紹介します。江戸時代を彩った浮世絵五大スターの競演をお楽しみください。
企画展 死と再生の物語(ナラティヴ) ― 中国古代の神話とデザイン<2025年6月7日(土)~7月27日(日)>
本展覧会では、泉屋博古館(京都東山・鹿ヶ谷)所蔵の青銅鏡の名品を中心として、中国古代の洗練されたデザイン感覚、その背景となった神話や世界観をご紹介していきます。その上で「動物/植物」「天文」「七夕」「神仙への憧れ」という主に4つの観点から、デザインの背景を読み解いていき、さらには日本美術に与えた影響についてもご紹介します。
本展は、〈星座〉シリーズをはじめ、初期から晩年までの各時代を彩る絵画や陶芸、彫刻により、90歳まで新しい表現へ挑戦し続けたミロの芸術を包括的に紹介します。世界中から集った選りすぐりの傑作の数々により、ミロの芸術の真髄を体感できる空前の大回顧展です。